”ランニングをすると筋肉が落ちる”という話を聞いた事はありませんか!?
たしかに、マラソン選手は、あれだけハードに運動しているにもかかわらず、筋肉量が少なく細身なイメージがありますね。
実は、ランニングをすると筋肉が落ちるという話は本当なんです!
この記事では「なぜランニングをすると筋肉が落ちるのか」「筋肉を落とさない為の対策」等を紹介します。
是非最後までご覧ください!
ランニングで筋肉が落ちる原因
ランニングをすると、体内のエネルギーが次の順番で消費されていきます。
ランニングを始めて約20分後に体内の脂肪が燃焼され始める為、20分以上のランニングがダイエットには効果的だと言われています!
一方で、長時間ランニングを行うと、糖質、脂質を燃焼し切ってしまいます。
そうすると、今度は筋肉を構成する、たんぱく質がエネルギー源として燃焼されていくんです…
本来、筋肉を構成するはずだったたんぱく質が燃焼されてしまう為、当然筋肉は落ちていきますね!
これが、ランニングをすると筋肉が落ちる原因です!
逆に筋肉がつく事はないの!?
ランニングをすると足が筋肉痛になる事もありますよね!?
という事は、ランニングをすると筋肉がつくんじゃないか!?と思う方もいるかもしれません。
しかし、ランニングを続けても一定以上筋肉がつく事はないです。
なぜなら、筋肉をつけるには、一定以上の運動負荷が必要だからです!
これを”過負荷の原則”と言います。
いつも通りのトレーニングをいくら続けても、今以上に筋肉が増える事はありません…
ランニングは、自分の体重以上の負荷がかかる事がない為、一定以上の運動負荷が与えにくい運動です。
ランニングをすると筋肉が落ちる上、それを上回る程に筋肉がつく事もありません!
筋肉を落とさないための対策
空腹時のランニングを避ける
ランニングのエネルギー源は、まず糖質で、次に脂肪です。
そして、糖質と脂肪が枯渇すると、筋肉を構成するたんぱく質を分解し始めてしまいます…
なので、ランニングの3〜4時間前にしっかりと食事を摂り、糖質を補給していれば筋肉が落ちにくくなります!
空腹時にランニングを行うと、確かに脂肪は燃焼しやすいですが、筋肉も落ちてしまいます。
筋肉が落ちると、代謝が悪くなり、結果的に太りやすく痩せにくい身体になってしまう為、空腹時のランニングはなるべく避けましょう!
ジムに通って筋トレをする
ランニングをしながらも、ジムで身体を鍛える事で筋肉の減少を防げます!
家での腹筋やスクワットも効果的ですが、与えられる負荷に限界があり、一定以上の効果は見込めません…
しかしジムに行けば、自体重以上の負荷を与えられる為、筋肉を増やす為に十分なトレーニングができます!
実際に私がジムで働いていた時にも、上記の目的で通われているマラソン選手がいらっしゃいましたよ!
ランニングを30分程に留める
ランニングは、開始20分あたりから脂肪がエネルギーとして使われ始めます。
なので、ダイエットをするなら、ランニングを20分以上続ける事が必要だとされています!
しかし、脂肪を使い切って、たんぱく質をエネルギー源として使い始めると、筋肉が落ちる原因になってしまいます…
そうならない為にも、ランニングは20分〜30分程度に留めましょう!
筋トレ×ランニング両立のメリット
筋トレとランニングを両立する事は、当然メリットもあります!
1番のメリットは、何より高いダイエット効果が期待できる事です。
ランニングだけだと、脂肪は燃焼できても筋肉が落ち、”代謝が悪くなる=痩せにくい体質”になります…
そこに筋トレを組み合わせる事で、脂肪を燃焼しつつも筋肉量を維持し、高いダイエット効果が期待できます!
最後に
いかがだったでしょうか?
ダイエット目的で筋トレをする場合、並行してランニングも行う事で脂肪燃焼効果を高める事ができます!
しかし、長時間のランニングは脂肪だけでなく筋肉を落としてしまう恐れがあります…
筋肉が落ちると代謝が下がり、太りやすく痩せにくい体質になる為、筋肉を落とさない為の対策が必要です。
そんな時は是非この記事を参考にしてみてください。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てますと幸いです。
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