ラットプルダウンは背中を鍛える王道種目の1つです。
難易度は比較的易しめで、筋肥大効果が高い為、初心者に特におすすめの種目です。
この記事では、筋トレ歴ごとの”ラットプルダウンの平均重量”を紹介します。
ラットプルダウンの重量に迷った時には、ぜひ参考にしてみてください!
ラットプルダウン1回の平均重量
まずは、1回のみだったらできる、いわゆるMAX重量の平均についてです。
扱える重量は、体重に大きく影響を受けます。
日本人の平均体重に当てはめると、
筋トレ初心者の平均MAX重量は
✓ラットプルダウン平均重量(1回)
◎男性…34kg
◎女性…28kg
※平均体重:男性67kg / 女性53kg
となります!
詳細は下記一覧表をご参照下さい。
◎男性の平均重量(1回)
◎女性の平均重量(1回)
最初から、平均より重たい重量が扱えた方は、元々筋力が高いという事です。
そうでない方は、まずは平均を目指して頑張りましょう!
ラットプルダウン10回の平均重量
先ほどは、1回のみだったらできる、MAX重量の平均を紹介しました。
しかし、実際のトレーニングは1セット当たり10回程度行う方が多いです。
✓筋肥大効果を狙うのであれば、1セット当たり8~12回がおすすめです!
そこで、今度はラットプルダウン10回の平均重量について紹介します!
日本人の平均体重に当てはめると、
筋トレ初心者の平均重量(10回)は
✓ラットプルダウン平均重量(1回)
◎男性…24kg
◎女性…20kg
※平均体重:男性67kg / 女性53kg
となります!
詳細は下記一覧表をご参照下さい。
◎男性の平均重量(10回)
◎女性の平均重量(10回)
初心者の場合、MAX重量の7割の重さが、10回出来る重量の目安になります。
まずは平均重量で10回できるよう、トライしてみてください!
鍛えられる部位
広背筋
広背筋は背中の中部から下部にかけて広がる筋肉です。
広背筋を鍛えると、背中が大きく広がります。
大きく広がった広背筋は、美しい逆三角形の上半身を作る上で、欠かせません。
非常に大きな筋肉で、ここを鍛えると代謝が上がり、ダイエット効果も期待できます。
大円筋
大円筋は肩甲骨から腕の付け根にかけて位置する筋肉です。
大円筋には、広背筋の動きを補助する役割があります。
その為、大円筋を鍛える事は、背中全体の筋力アップにも繋がります。
見た目においては、大円筋は広背筋と同様、背中の広がりを作り出します。
広背筋だけでなく、大円筋も発達する事でより大きな逆三角形の身体になります。
僧帽筋
僧帽筋は首から背中にかけて広がる筋肉です。
僧帽筋を鍛える事で、背中に厚みを出す事ができます。
僧帽筋の発達は、逞しく分厚い背中を作る上で必要不可欠です。
また、僧帽筋を鍛える事は、姿勢改善や肩凝り予防にも繋がります。
しっかり効かせるコツ
腕ではなく肩甲骨を意識する
ラットプルダウンは、上から下へ引く動きになります。
この引く動きの時、腕の力を使いすぎると、背中への効果が薄まります。
腕の力を抜いて、背中の筋肉で引くようにしましょう。
肩甲骨を内側に寄せていくようにして引くと、背中の筋肉をしっかり使うことができます。
反動を使わず、ゆっくり引く
目的が高重量を扱う事なら、反動を使っても問題ありません。
ただ、筋肥大が目的であれば、反動を使わずゆっくり引くことが大切です。
反動をつかわずに引くコツは、なるべく上半身を動かさない事です。
上半身を固定し、肩甲骨を寄せるようにして引くと、背中がギュッと収縮します。
背中トレの理想の頻度
筋肥大を目的とする場合の、背中トレの理想の頻度を紹介します。
結論、背中のトレーニングは”3日置き”に行う事をおすすめします。
理由は、筋肥大が起きるプロセスにあります。
✓筋肥大のプロセス
①筋トレで筋組織が破壊される
②栄養と休息で筋組織が回復(超回復)
③超回復により、より大きな筋肉へと成長
筋肥大は、この超回復によって起こります。
背中の筋肉の超回復には約72時間かかります。
その為、背中のトレーニングは3日おきが望ましいです。
最後に
いかがだったでしょうか。
ラットプルダウンは多くのトレーニーが取り入れている王道種目です。
これから筋トレを始める方にも、ぜひ取り入れて頂きたい種目です。
何キロから始めるべきか迷った時は、この記事を参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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